カムジャタンの由来と歴史

     
                                             

カテゴリ:韓国料理の歴史

        

タグ:カムジャタン, 韓国料理, 韓国料理の歴史

         
     

アニョハセヨ~!ビビさんです^^

皆さんカムジャタン好きですか?ビビさんは大好きです!!ピリ辛ですご~~く美味しいですよね!ということで本記事ではカムジャタンという料理について、そして、気になる名前の由来についてご紹介します!

それでは早速ゴゴシン!!


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謎の詰まったカムジャタン…

カムジャタンってどんな料理だろう?そう思った時、韓国語を勉強している人ならこのように解釈しますよね。

カムジャタン じゃがいも 鍋

でもね皆さん…。これがカムジャタンの持つ最大の謎なんです…。実は…カムジャタンにジャガイモはそんなにたくさんは入ってないんです!お店に食べに行けばみんなで鍋をつっつく訳ですが、ジャガイモは一人1個あれば多いくらいです(笑)


メインはま・さ・か・の!骨付き豚肉!!!


まさかすぎる。何故?なぜなの?カムジャはどこ?って思いますよね。その謎を解明すべくカムジャタンという料理について紹介していきます^^


韓国語 勉強
ガムジャタン
감자탕
カムジャタン

韓国語 例文
オヌルン タ ガッチ ガムジャタン モグロ カジャ
오늘은 다 같이 감자탕 먹으러 가자 !
今日は皆でカムジャタン食べに行こう



どんな料理?味は?作るポイント

簡単に紹介
豚肉の背骨と首の骨を使用して作る鍋料理です。しびれる辛さがありながらも、甘味のある辛さも感じられ、若干ドロっとしたスープがポイントです!

カムジャタン ビビム

より細かい特徴
比較的、お手頃な価格で食べることができる骨出汁料理で人気があり、似た料理のソルロンタンやコムタンと比べると、豚肉特有のにおいを隠すためにえごま粉末を筆頭に、香辛料とヤンニョムが沢山入っています。他の料理には出せない味で差別化を図っています。赤く染まったスープ料理としてユッケジャンという料理もあるが、ユッケジャンよりも断然、肉の食感が生きる料理であるため、肉が好きな人はカムジャタンを好みます!また、特有のしびれる辛さに加え、スッキリする辛さのスープのおかげで、酔い覚ましにも良く、大きな肉の塊をさきながら食べる「食べ応え抜群」の人気料理です!

調理のポイント
お肉を柔らかくして骨からはずれやすくするため、そして、味を染み込ませるため、長時間煮込むことがポイント!それもあってやはり家庭で作るのは難しい料理です。

カムジャタン店のTMI
長い時間煮込めば煮込むほど、味に深みが出るためお店では24時間火にかけるそうですが…「お店を閉めてスープだけ煮込むなんて時間もったいない何してんの」ってことで(?)結局24時間営業のお店が多いです^_^(笑)また、これと同じ理由で韓国にはソルロンタンやクッパのお店も基本的に24時間営業のお店が多いです。味の良いカムジャタン屋さんというものは他のクッパ屋さん同様、徹夜でお酒を飲んだ後に酔い覚まし「酒」(?)をしに来るのんべえ達のおかげで明け方でも商売が盛んだそうです^^(笑)



鍋で変わる名前・楽しみ方

鍋で変わる名前
大体のカムジャタン屋さんで、ジャガイモを入れずトゥッペギという器に入れて提供するもののことを、別名:(뼈다귀)해장국[(ッピョダギ)ヘジャングッ]という名前で販売しています。カムジャタンは基本的に大人数向けの料理であるのに対し、トゥッペギに入っているヘジャングッはカムジャタンの1人前バージョンといえます。大人数向け料理がどれもそうであるように、カムジャタンは量に対して価格が高めであるため、一人あたりのコスパを考えるとッピョヘジャングッの方がお得です。

カムジャタン ヘジャンクッ

食べ方・楽しみ方
しかし、カムジャタンは、基本最初からジャガイモ・タンミョン(韓国風春雨)・えごまの葉などが入っているため、盛り付けも豪華に見える上に、トッピングとしてラーメン・お餅・スジェビなどの多様な材料を入れて豪華に楽しむことができる素晴らしいメニューです。また、どちらも白ご飯と共に食べますが、ッピョヘジャングッはスープにご飯を入れてクッパのようにして食べるイメージが強く、カムジャタンは一通り食べた後、残ったスープを利用して炒め飯を食べるイメージがあります。

肉につけるソース
また、肉につけて食べるソースをくれるお店もあります。そのソースは大体、カラシまたはワサビがベースで作られることが多いとされています。ちなみにビビさんが韓国に住んでいたころ通っていたお店はカラシベースのソースをくれるお店でした^^美味しかったなあ…また行きたいです^^



海外受けが良い韓国料理

海外でも人気の韓国料理
外国人たちにもとても人気のある韓国料理の1つです。韓国旅行をした外国人たちに、「一番おいしかった韓国料理」を挙げるならと問うと、いつも上位圏にランキングする。柔らかい食感の背骨の肉、そして、比較的そこまで辛くなく、カムジャタン特有のコクのある食欲そそるスープが上位にランクインする理由のようです!^^b

カムジャタン イメージ

日本人に受け入れやすい韓国料理
豚の背骨で出汁を取る豚骨出汁に慣れている日本人が気に入りやすい韓国料理のうちの1つだと言われています。日本にはコリアンタウンなどの場所で、カムジャタンのお店が多数入店していて、胃もたれ解消の料理として脚光を浴びています。特に、日本人に好かれるように現地化したものでなく、本場そのままの韓国式が人気です。ちなみに日本式というのは、肉を予め骨からはがして、甘めのコチュジャンチゲのスープで煮たもののことを指し、韓国式の特徴とも言えるえごま粉末やえごまの葉は入っていませんが、ジャガイモは多めに入っていることが多いです(笑)(日本式には入ってるんかーい)

東南アジアでも人気
また、東南アジアの人々にも人気で、フィリピンには似たような料理があるらしく食わず嫌いすることなく気に入る人が多いそうです^^b



気になる名前の起源

カムジャタン 名前

名前の謎
さて、ここまで読んでくださった皆さんならもう勘づいておられる通り、カムジャタンは明!ら!か!に!!肉がメインの料理ですが、肝心の名前が「カムジャ」タンなせいで、面食らってしまいますよね(笑)

しかも、肉の次に多く入っている具材は、ウゴジ(野菜の外側の葉)とえごまの葉をはじめとした野菜ですから、さらに名前と合いません…(笑)

お店によって違いはありますが、入っているジャガイモの量は、多くても一人1切れ。しまいには、肉だけ食べてジャガイモは残す人もいるため(笑)、イモはとりあえず2切れくらい入れて、望んだ人にだけもっと提供するという場合も多いそうです。一部、ジャガイモが1切れも入っていない(wwwwwwwwwwwwwwwwww)、お店もあるほどです。

鶏のカルビ部位を使わないタッカルビのように、名前と実状が明らかに違っている韓国料理の1つですね。

名前の由来・説
名前はジャガイモという単語がメインのくせにジャガイモが全然入っていない…そんなカムジャタンの名前の由来については本当に沢山の説がありますが、有力な候補を2つご紹介します。まず1つ目は、ジャガイモが主材料から降ろされた(昔はメインの具材だった)という説。もう1つは、豚肉の骨付き肉が料理の具材として冷遇を受けていた時代に、主材料である豚の骨付き肉の存在を隠すため、名ばかりの雇われ社長のようにジャガイモくんが借り出されたのではないかという説です。うーんすごく面白いですね(笑)( ˘ω˘ )ナンジャソリャ



まとめ

どうでしたでしょうか?カムジャタンの謎解けましたか?ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ読んでいただいた通りジャガイモはあまり入っておりません。ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋビビさん的には雇われ社長説のような気がしてなりません…(カムジャごめんよ…)皆さんはどの説を信じますか?

ちなみに弊社のカムジャタンにはジャガイモが入っています^^b調理する際にお好みでジャガイモの量を増やすこともおすすめです!シメは炒め飯で最後までしっかり楽しんでくださいね!

カムジャタン 商品ページ
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그럼 오늘은 여기까지 안녕~~~!(それでは今日はここまでアンニョン~)

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