【韓国料理お取り寄せ】人気のナッコプセを楽しむために

ナッコプセとは

韓国の海鮮鍋料理で釜山のソウルフードです。正式にはナッコプセポックムといい、ピリ辛の味付けが特徴です。

＜ナッコプセの材料＞

• ナクチ：テナガダコ
• コプチャン：牛ホルモンでマルチョウにあたる部分
• セウ：小エビ

メインとなるのはタコ・牛ホルモン・小エビで、これをお好きな野菜や春雨などと一緒に鍋で煮ます。最後にヤンニョムで味を調えれば、ナッコプセの完成です。

釜山とソウルの違い

ナッコプセは元々釜山周辺でよく食べられている料理ですが、ソウルでも定番です。ソウルのナクチポックムはポックム（炒め物）で、辛いイメージのある韓国料理の中でも辛い部類になります。

釜山式はスープにタコやえびの海鮮の旨みと牛ホルモンの旨みが溶け出して、辛い中にしっかりと旨みも感じられます。スープのおかげで辛さがきつ過ぎず、締めの雑炊・ラーメン・うどんまで楽しんでいただけます。

ナッコプセの旨みの理由

ナッコプセが美味しい理由は、タコ・牛ホルモン・小エビの旨みが奥行きのある味わいを生み出しているからです。

・タコ

ナッコプセの定番はテナガダコです。日本でよく食べられるマダコなどと比べると味にクセがなく、柔らかいのが特徴です。足の部分が多いので、タコらしいコリっとした食感をたくさん楽しめます。

・牛ホルモン

ナッコプセで使われる牛ホルモンは、小腸（マルチョウ）の部分です。プルプルした脂の部分はジューシーで、筋肉の部分はかみ応えがあってコリコリしています。脂身の濃厚な旨みが溶け出し、ナッコプセのスープにぎゅっと凝縮されています。高タンパク低カロリーという点も、うれしいポイントではないでしょうか。

・エビ

エビの中でも、天ぷらのかき揚げ・お好み焼き・海鮮アヒージョなどで使われる小エビが使われます。プリプリとした弾けるような歯ごたえは、タコ・牛ホルモンともまた違った食感を楽しめます。

また、エビはタコと違った海鮮食材のいい香りを演出します。ナッコプセが、ただ辛いだけではない品のある辛さに仕上がるのも、エビが入っているからこそです。

ナッコプセの食べ方

定番の食べ方は鍋料理の感覚でそのまま食べる方法です。

また、熱々のご飯の上にナッコプセの具材とスープを適量乗せるのもよくある食べ方です。お好きな薬味とあわせ混ぜれば、簡単にナッコプセビビンバが作れます。薬味はノリ・ネギ・ニラが定番ですが、色々アレンジを楽しめるところでもあります。また、自分でお好きな海鮮やお肉を足したり、トッポッキを入れたりするのもよいでしょう。

もちろん麺料理の具材としてもおすすめです。中華麺・うどんといった定番のほか、冷麺の麺や春雨を使って温麺にする方法もあります。

韓国惣菜bibim'ナッコプセと相性抜群のおすすめ野菜

韓国惣菜bibim'でお取り寄せできるナッコプセは、白ネギとタマネギが入っています。他にもナッコプセと相性のよい野菜はたくさんあり、特にエノキ・キャベツ・春菊が定番です。

・エノキ

秋冬が旬で鍋料理の定番食材です。GABA・ビタミンB群・食物繊維が豊富に含まれています。

・キャベツ

春冬が旬で、特に冬キャベツは甘みとシャキシャキした食感が特徴です。ビタミンC・U・カロテン・食物繊維が豊富です。

・春菊

冬が旬の、低カロリーな野菜です。βカロテン・ビタミンC・葉酸・鉄・カルシウム・食物繊維が豊富です。

エノキ・キャベツ・春菊は、韓国のナッコプセが人気のお店でもよく登場します。ご自宅でお召し上がりになる際もぜひ、あわせてみてください。