【韓国料理お取り寄せ】人気のテジクッパの特徴や食べ方を解説！

テジクッパはどんな料理？

テジクッパは、「テジ＝豚」「クッ＝スープ」「パ（プ）＝ご飯」を合わせた言葉で、日本語に訳すると「豚のスープご飯」となります。豚の骨と肉を煮込んで出汁を取ったスープにご飯と茹で肉を入れた、シンプルで素朴な味わいの韓国料理です。

本場釜山では、朝昼晩を問わず食べられており、24時間営業のテジクッパ専門店もあるほどです。釜山の街中では昼夜を問わず、大きな釜でテジクッパのスープがグツグツと煮込まれている光景が見られます。

また、牛の骨や肉で出汁を取ったスープを使ったスープご飯は「ソルロンタン」と呼ばれており、こちらも韓国ではよく食べられています。

テジクッパのルーツは諸説ありますが、牛肉がなかなか手に入らなかった1950年代に作り出されたという説が有力だといわれています。もともとは韓国南部の釜山・大邱・密陽の3つの地域で、それぞれ異なる調理法によって発展していたテジクッパですが、3つの地域の調理法が融合して現在のテジクッパの形ができました。釜山で最も人気が出て広まったことで、テジクッパは釜山の名物グルメとなったといわれています。

テジクッパの食べ方

お店でテジクッパを注文すると、一般的にはスープにたっぷりの豚肉とご飯が入った状態で出てきます。スープとご飯を別々にしてほしい場合は、注文時にお店の方に伝えておきましょう。

また、テジクッパを注文すると、基本的に「タテギ（コチュジャンベースの薬味タレ）」「セウジョッ（アミエビの塩辛）」「にんにく」「にら」「青唐辛子」が一緒に出てきます。シンプルな味わいのスープそのもののままでも美味しく頂けますが、このタテギとセウジョッが味を決めると言われており、加えることで本場の味を味わうことができます。

麺が一緒に付いてくる場合もあります。その際、麺はスープの中に入れましょう。